主婦のための借金返済方法|自己破産の神様

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主婦

主婦でも借金を抱える人は非常に多いものです。

以前は専業主婦でも比較的簡単にお金を借りれました。

そのため、収入がない主婦でも借金を抱えるというケースが多々ありました。

借金を抱えた主婦はいったいどうやって借金返済をしていけばいいのか、そのポイントを考えてみましょう。


 
 

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主婦が借金を作ってしまう原因

 

悩む主婦


生活をする上で、借金は無いに越したことはありません。

借金があると、その返済の為に生活が圧迫されるし、借りたお金には利息が付くので、借りた額以上のお金を返さないといけません。

たとえば、銀行などから実質年率18.0%で、10万円を借りたとします。

これを3年間(36回払い)で返済すると、毎月の支払額は3,615円、返済総額は130,130円になります。

つまり、借りた額10万円に対して、30,130円も利息が付き、借りた額の3割分も利息として払わなければならないという事です。

これは一例なので、当然のことながら借入額が多くなれば、利息総額もより多額となります。

主婦の方なら家計を任されることが多いので、お金に敏感なはずです。

それなのに、なぜ借金をしてしまうのでしょうか?

ここでは、主婦の方が借金をしてしまう原因について、考察をしています。

主婦が借金をしてしまう原因は、次の様な理由からです。

  • 生活費の不足分を補うため
  • 浪費癖
  • 突発的な出費の立て替えのため
  • ギャンブルや投資のため

上記の主婦が借金をしてしまう理由の各項目について、詳しく説明をしていきます。

生活費の不足分を補うため

夫の稼ぐが少なく、家に入れるお金が少ないと生活費が不足してしまいます。

「夫に稼ぎが少ない」と面と向かっては言いづらいし、言ったところで夫婦喧嘩になってしまうのは目に見えています。

そのため、自分だけで何とかしようとして、生活費不足を補填する為に借金をしてしまう方がいます。

浪費癖

浪費癖の為に借金を重ねてしまう主婦の方もおられます。

浪費癖があると、高級ブランドの衣服やバッグ、靴、財布、そして高級化粧品に美容エステと、お金を湯水のごとく使ってしまいます。

また、主婦友達のランチ会などにも必ず参加をします。

支払いは、決まってクレジットカードです。

クレジットカードで、購入品や受けたサービスの決算をすると、借金であると自覚しづらいです。

クレジットカードと言えば聞こえは良いですが、その実態はカードに設定されたショッピング枠の範囲まで、借金をすることができるカードです。

特にクレジットカードの返済方法でリボ払いを選んでいる場合は、注意が必要です。

リボ払いだとクレジットカードの借入残高が多額となっていても、毎月の返済額は少額のままとなります。

そのため、まだまだ大丈夫だと考えてしまい、クレジットカードを使って浪費をしてしまいます。

浪費癖のある人には、次の特徴があります。

自分の場合に当てはめてみて、浪費癖の特徴に当てはまらないかを確認してみてください。

浪費癖のある人の特徴
  • 見栄っ張りで、虚栄心が強く、ブランド品好き
  • 憧れている女性モデルがいて、衣服や靴、バッグなどの身に付けている物をまねしたい
  • 友達から誘われたら断ることができない
  • 他の人より優位に立たないと気が済まない
  • 楽天家で計画性がなく、ずぼら
  • ストレスがたまり易く、買い物をすることで発散している
  • ママ友などの知り合いと遊ぶのが好き(レストランでの昼食会など)
  • 我慢することができず、借金をしてまで衝動買いをする(お金を貯めてから買うことができない)
  • 自分に自信が持てないので、自尊心を保つために、高級品を持ちたい
  • ギャンブル依存症やショッピング依存症になっている

ちなみにギャンブル依存症・ショッピング依存症となっている場合は、依存度が高い場合は、心療内科もしくは精神科のある病院で専門医の治療を受ける必要があります。

依存症は脳の機能障害で病気なので、症状が重い場合は放置しておいても自然には治りません。

依存症が原因で借金を抱えたのなら、借金問題の解決を図ると共に依存症の治療も同時に行う必要があります。

突発的な出費の立て替えのため

支出の予定を立てづらい、突発的に起こることとして突然の病気や怪我、冠婚葬祭などがあります。

予定外の支出の為にお金が足りなくて、金融機関などから借金をして突発的に発生した費用を賄う方がいます。

ギャンブルや投資のため

パチンコやパチスロなどのギャンブルにハマってしまう主婦の方は多いです。

日本は駅前にも、郊外にもパチンコ屋が存在していて、パチンコ屋は身近な存在となっているからです。

また、FXや仮想通貨などの投資に熱中してしまい、思わぬ借金を作ってしまう主婦の方もいます。

FX取引のシステムでは、自動ロスカットが用意されていて、勝負に負けたとしても借金を負うことがないシステムとしています。

ですが、パチンコや投資に熱中をしている方の中には、負けた場合に自制心が効かなくなり、貸金業者から軍資金のお金を借りてまで、勝負を続ける方がいます。

その結果、借金を負わない取引システムになっているにも関わらず、多額の借金を負ってしまう場合があります。

専業主婦でもお金を借りれるという現実

主婦が借金を作ってしまう大きな理由の一つに、仕事をしていない専業主婦でも割と簡単にお金を借りることができることが挙げられます。

消費者金融(サラ金)を対象とた貸金業法という法律があり、この法律内に総量規制というものがあります。

総量規制とは「顧客には年収の1/3までしか融資を行ってはいけませんよ」という貸付規制です。

専業主婦は、収入が無いので、総量規制の適用を受ける消費者金融(サラ金)では、お金を貸して貰えません。

ですが、銀行は総量規制の適用を受けないので、夫の収入を証明する書類を提出すれば専業主婦の方でもお金を借りることができてしまいます。

銀行カードローンであれば、専業主婦でも作れる場合があります。

また、クレジットカードを長年使っていると、キャッシング枠が設定される場合があります。

キャッシングと言えば聞こえが良いですが、現金を借りるためのサービスです。

ですから、専業主婦であっても、クレジットカードでキャッシングをすることでお金を借りることができる場合もあります。

なお、主婦の方は一般的に無収入または低収入なので、貸し倒れリスクが高いです。

このため、貸金業者は主婦にお金を貸す場合、貸付金利を高金利に設定することが多いです。

 

主婦が借金を負った場合のリスク

 

握ったお金


ここでは主婦の方が借金を作ってしまった場合に、どの様なリスクや不都合が発生するのかについて、説明をしています。

主婦の方は、一般的に無収入あるいは低収入なので、借金を作ってしまうと様々なリスクが発生することになります。

主婦が借金をすることで発生するリスク

  • 借金返済が困難となり易い。
  • 浪費癖がある場合、借金が増え続ける。
  • 多重債務になり易い。
  • 内緒で借金をすることが多く、ひた隠しにしなければならない。
  • 離婚の原因となる。

それぞれのリスクについて、補足説明をしていきます。

借金返済が困難となり易い
主婦の方は、働いていたとしてもパートや内職などの場合が多く収入が少ないです。

そのため、借金返済に充てることができる金額が少なくなるため、多額の借金でなくても、返済が困難になり易くなります。

浪費癖がある場合、借金が増え続ける
主婦の方に買い物依存症などの浪費癖がある場合は、毎月の借金の返済額より浪費で作る借金の金額の方が多いという事もあります。

この場合、毎月借金返済をしていても、借金は減るどころか徐々に増えてしまいます。

上述しましたが特に要注意なのが、クレジットカードのリボ払いです。

クレジットカードを多用した結果、借入残高が多額となった場合でも、カードで借りたお金の返済方法をリボ払いにしていると、毎月の返済額は少額となので一向に借入残高は減りません。

多重債務になり易い
金融機関から借金をすると毎月1回、所定の日に所定の金額を支払わなければならない約定返済日がやってきます。

収入が少なくてお金の工面ができなくても、約定返済日までに支払う必要があります。

主婦の方は、約定返済日までにお金を工面する為に、他の金融機関からお金を借りることがあります。

借金返済をする為に他の金融機関から借金をしてしまうと、多重債務となり、益々返済が困難となってしまいます。

内緒で借金をすることが多く、ひた隠しにしなければならない
主婦が借金をする場合は、同居している夫や家族には内緒で借りる場合が多いです。

銀行カードローンやクレジットカードなどの利用明細書は、自宅に郵送されない様にWEB明細(郵送停止サービス)を利用することができます。

ですが返済を遅滞すると、お金の貸主である債権者から郵便や電話で督促がきてしまい家族に借金がバレる危険性があります。

このため、借金の返済期日は厳守する必要があります。

返済期日を絶対に守りながら借金返済をしなければならず、不安を抱えながら毎日を過ごさなければならなくなります。

内緒で借金を作ってしまった為に、返済に困った時に一人だけで思い悩むことになりますが得策ではありません。

返済に困ったら、弁護士などの専門家に借金相談をしたり、借金問題の解決を依頼して、一人だけで借金問題を抱え込まないことが重要です。

専門家との借金相談や借金問題の解決の依頼は、家族に内緒にしたまま行うことができます。

離婚の原因となる
主婦の方が、夫には秘密にして多額の借金を作っていた場合には、もしその借金が夫にバレてしまうと離婚を切り出される可能性があります。

離婚となった場合、離婚の原因は多額の借金を作った妻側にあるので、夫から慰謝料を請求される可能性があります。

また、子供がいた場合には、子供の親権は夫になる可能性があります。

 

借金返済に行き詰った場合に、放置をするとどうなる?

 

閉じこもった人


多額の借金を作ってしまったが、返済する目途が立たないという主婦の方もおられると思います。

現実から目を背けて、借金返済をずっと行わずに放置してしまうとどの様なことが起こるのでしょうか?

ここでは、借金返済を遅滞しまま放置すると起こることについて解説をしています。

返済を放置すると、次のことが起こる可能性があります。

借金返済を放置すると起こること

  • 差押えで財産を没収される。
  • 離婚となる場合がある。
  • 精神病になる可能性がある。

上に挙げたそれぞれの項目について、詳しく説明をしていきます。

差押えで財産を没収される
約定返済日を過ぎて以降は、貸付利息に代わり、それより利率の高い遅延損害金が借金に付加されます。

そして、債権者から郵送や電話などで借金返済の催告が何度かあります。

催告は途中で、法律用語で「期限の利益喪失」となり、借金を分割払いで返済する権利を失い、借金の全額一括払いを請求されます。

その後、裁判所からも督促があります。

この裁判所からの督促も無視をすると、差押えの強制執行が行われ、主婦の方の財産は没収をされます。

なお、同居している夫や家族の財産は、差押えされることはありません。

ですが、差押えが行われると確実に多額の借金をしていたことがバレてしまいます。

離婚となる場合がある
借金を放置すると、債権者や裁判所から督促の郵便物が届くことになります。

また、自宅にある物を差押えする場合は執行官が自宅に押し掛けることになります。

すると、確実に借金があることがバレてしまいます。

内緒で多額の借金を作ったことを夫から責められて、離婚になってしまうこともあります。

精神病になる可能性がある
借金の返済を遅滞すると、債務者は債権者からの取り立ての重圧を受けることになります。

借入先が正規の金融機関で、違法な貸金業者である闇金からお金を借りたのでなければ、テレビドラマの様な恫喝や暴力まで行う怖い取り立てはありません。

ですが、たとえ事務的な取り立てであったとしても、かなりの精神的なプレッシャーを受けることになります。

ストレスに弱く繊細な神経の持ち主だった場合には「常に心が沈んだ状態のうつ病」や「常に不安な気持ちを抱えるパニック障害などの不安障害」といった精神病(ノイローゼ)になる可能性があります。


主婦の方は、借金が返せない状況となった場合には、現実逃避をして放置すると深刻な状況に陥ってしまいます。

ですから、返済できないと思ったなら、早急に借金問題を解決するための手立てを打つ必要があります。

 

主婦が借金問題を解決するための方法

 

家計簿と電卓


収入が少ない或いは無収入の主婦の方は、多額の借金を負ってしまうと解決策を見出せなくて、心身共に疲弊してしまうと思います。

ですが、借金問題で解決できない問題は存在しません。

ここでは、主婦の方が抱えた借金問題を解決するための方法について、解説をしています。

家計の見直し

まず、真っ先にするべきことは家計の収支の見直しをすることです。

収入を増やす、或いは支出を減らすことができれば、借金返済に割り当てる額を増やすことができます。

その結果、借金の返済期間を短縮できて早期に完済でき、債権者に支払う総利息額を減らすことができます。

収入を増やす方法
もっとも高収入を得る方法は、正社員、若しくは嘱託職員・臨時職員などの非正規社員になって、フルタイムで働くことです。

ですが、フルタイムの仕事は簿記や教員資格・看護師資格・薬剤師資格などの特別な資格やスキルを持っていないと中途採用で雇ってもらえる可能性は低いです。

また、小さな子供がいる場合は、フルタイムで働くこと自体が無理という方もいると思います。

フルタイムの仕事ほど稼ぐことはできませんが、その次にお勧めしたいのは、パートやアルバイト、在宅ワークです。

特に在宅ワークは、現在はパソコンを使うことができればクラウドソーシングで仕事を受けてお金を稼ぐことができます。

クラウドソーシングとは、仕事を発注したい人と仕事を受けたい人のマッチングを行っているWEBサイトの事です。

仕事内容と報酬額が掲載されているので、自分にできそうな仕事を見つけてお金を稼ぐことができます。

ただし、クラウドソーシングで受けた仕事は、請負業のため、日本の最低賃金法で定められている最低賃金制度の適用を受けません。

そのため、クラウドソーシングの仕事は、時給換算をすると時給の最低賃金を下回っていることが多々あります。

ですから、パートやアルバイトの仕事を見つけることができるのであれば、クラウドソーシングの仕事をするより、パートやアルバイトの仕事に就いた方が良いです。

また、家にある使っていない不用品や着なくなった衣服は、リサイクルショップや古着屋、ネットオークションやネットフリーマーケットなどを利用して売却をすることで、お金に換えることができます。

主婦の方が仕事をする際に気を付けるべきことは、夫の確定申告で扶養控除を受けている場合には、年収で103万円以下に抑えなければならないという事です。

主婦の方が年収103万円を越えると、夫の確定申告で主婦の方は扶養対象から外れてしまい、夫はより多く税金を払わなければならなくなります。

支出を減らす方法

主婦の中には家庭環境によって仕事をすることができず、収入アップが困難という方も大勢いると思います。

そのため主婦の借金返済で一番大事なことは、家計の出費を減らすことになります。

主婦が家計を握っているという家庭は多いかと思いますが、お金の使い道をあまり意識していないと浪費してしまい、あっという間に赤字になってしまいます。

家計の出費を減らすコツは、節約にあります。

節約こそが主婦ができる最大の借金返済のコツです。

主婦であれば、当然のことながら家計簿をつけていると思います。

万一、家計簿をつけていないのなら今日からでも家計簿づけをする様にしてください。

節約をするには、まず自分の家の家計を把握しなくてはいけません。

まずは先月分の家計簿のチェックをしましょう。

家計簿をチェックする時には「毎月決まった額を払い続ける固定費」、「出費の金額が変わる変動費」、「突発的な出費が発生する臨時費」に分けてみます。

固定費・変動費・臨時費の支出項目は次の通りです。

固定費
  • 家賃
  • 学費
  • 生命保険料

変動費
  • 光熱費(ガス代)・電気代・水道代
  • 自動車維持費
  • 通信費
  • 食費
  • 衣服費
  • レジャー費
  • 交通費
  • 日用品費
  • 交際費
  • 雑費

臨時費
  • 医療費
  • 冠婚葬祭費

固定費の節約について
固定費は、毎月固定額を支払っているので、この部分を節約できれば、大幅な支出削減を実現できます。

賃貸物件を借りている場合は、急に引越しをしたいと夫や家族に言うと不審がられるので、家賃の安い物件に移ることはできません。

ですが、現在住んでいる賃貸物件の大家あるいは不動産管理会社と家賃交渉をすることはできます。

特に賃貸物件は2年ごとに更新契約をすることが多いので、その時にでも家賃の値下げ交渉をしてみると良いです。

また、家を購入して住宅ローンを支払っている方は、住宅ローンをより低金利なものに借り換えができないかを検討すると良いです。

住宅ローンの借入額は高額なので、少し貸付金利が下がるだけで、大幅に利息支払額を減らすことができます。

生命保険料は、補償内容を確認して、無駄に補償を掛けていないかを確認しましょう。

不必要な補償内容を削ることで、毎月支払っている生命保険料を減らすことができます。

変動費の節約について
支出項目の中でも、最も節約の効果が出やすいのは、変動費です。

毎月、コンスタントに出費している変動費は、節約がしやすい項目です。

しかも1年を通してみると、積み重ねでかなりの額のお金を浮かすことができます。

ここでは、変動費の個々の支出項目について、具体的な節約方法を考えてみます。

電気代・光熱費(ガス代)・水道代
無駄な照明を消したり、電気の付け忘れに気をつけましょう。

また、冷暖房費を節約する為に衣類の厚着・薄着で調整をする様にすると良いです。

自動車維持費
首都圏などの電車網が発達している地域に住んでいる方は、本当にクルマが必要なのかを検討しましょう。

クルマは所有をしているだけで、ガソリン代、保険代、車検代、自動車税、駐車場代と兎に角、金食い虫です。

週末にしかクルマを使わない様な状況なら、いっそのことクルマは処分をして、必要な時はレンタカーを借りる様にした方が良いです。

通信費
NTTドコモやAU、ソフトバンクといった大手キャリアを使っているのなら、格安SIMに乗り換えをしましょう。

格安SIMなら、月額の通信基本料を最安で千円程度にすることができます。

食費
食費は贅沢しているつもりはないと思っていても、あまり考えずに使っていると3人家族でも10万円ぐらいはあっという間に浪費してしまいます。

それがちょっと食材の使い回しなど意識しながら作るようになると、簡単に食費を半分以下に抑えることができます。

外食を無くす、食材を無駄にしない、食材はまとめ買いする、夫には弁当を持たすなど、食費の基本的な節約方法は全て行いましょう。

衣服費
フリーマーケットや古着を活用する、流行を追わず着回しの効く物だけ厳選して買うことなどを心掛けましょう。

また、子供がいる場合はママ友や親戚などから子供服を譲ってもらうと良いです。

レジャー費
映画好きで映画館によく行くのなら、映画館に行くのではなく映画はインターネットの定額見放題を利用すると良いです。

どこの会社の動画配信サービスの定額見放題でも、月額料金千円以下で利用することができます。

また、お金のあまり掛からない趣味を持つようにして、余暇を過ごすと良いです。

交通費
電車やクルマで通勤をしている場合は、電車やクルマの代わりに、自転車や徒歩で通勤できないかを検討してみましょう。

自転車や徒歩にすれば、健康面でも良い効果を期待することができます。

日用品費
化粧品や生活用品など、価格の安いドラッグストアチェーン店や100円ショップなどを利用すると良いです。

また、無駄な買い物をしないために、買い物に行く時には必ずショッピングリストを持っていきましょう。

メモ用紙だと忘れてしまうという人は、スマホや携帯電話のメモ機能を利用すると便利です。

交際費
夫の交際費は、社内での円滑な人間関係を維持するために削らない方が良いと思います。

主婦の方は、主婦友との情報交換は大切ですが、主婦友とのお付き合いによる交際費が多いようなら少し減らす様にしましょう。

雑費
美容院代や衣服のクリーニングなどです。

不必要な出費をしていないかを確認すると良いです。

臨時費の節約について
臨時費は、節約可能な項目ではありません。

ですが、日頃から健康管理に気を付けることで、医療費を減らすことはできます。

もし、喫煙習慣があるのならタバコは止めましょう。

そうすれば、タバコ代を節約することができます。

早寝早起きといった規則正しい生活や適度な運動、そしてバランスの取れた食生活を心掛けて、健康維持に努めましょう。

支出の管理を徹底しよう
夫の給料が入ってくるのは1カ月単位なので、ほとんどの主婦の方は支出費用の管理を1カ月単位で行っていると思います。

ですが、出来るだけ支出を減らして無駄を発生させないためには、もっと細かく半月単位または1週間単位で支出の管理をする様にしましょう。

各支出項目ごとに封筒を用意して、その中にあらかじめ予定した支出金額分のお金を入れる様にします。

例えば、半月単位で支出の管理を行い、半月分の交際費は6千円と予定を立てたのなら、交際費用の封筒に6千円を入れて、そのお金だけで半月分の交際費を賄います。

もし、途中で不足をした場合は、お金を追加するのではなく、半月が経過するまでは我慢します。

そうすれば、浪費するのを防ぐことができます。

また、専業主婦などで時間を持て余しているのなら、暇があると無駄遣いをしやすいので、パートなどに出れるなら出た方が良いです。

そうすれば、無駄遣いを防ぐことができるし、収入も増やすことができ、まさに一石二鳥となります。

また、今までクレジットカードを多用していた方は、クレジットカードは3回以上の分割払いやリボ払いにすると高い利息を支払わなければならないので、クレジットカードを解約してしまいましょう。

そして、どうしても買い物の決済にカードを使いたいなら、デビットカードを新規で作成すると良いです。

デビットカードは、買い物の決済に使えるキャッシュカードのようなもので、買った商品の代金は即座に自分の銀行預金口座から引き落としされます。

デビットカードはクレジットカードの様に借金をする訳ではないので、利息がつく心配が一切ありません。

借入先の金融機関に相談

銀行や信販会社、消費者金融、いずれからお金を借りている場合でも、貸金業を生業としている金融機関なら、必ず借金返済の相談窓口を設けています。

借金返済が厳しくて、約定返済日までに支払いができないようであれば、約定返済日が来る前に借入をした金融機関に借金相談をする様にしましょう。

場合によっては、返済期日を猶予して貰えたり、利息の減額に応じて貰える場合があります。

約定返済日を過ぎて返済を遅滞してしまうと遅延損害金が加算されてしまうので、借入先の金融機関に相談をするなら、遅延損害金が付く前に相談をした方が良いです。


 

借金返済が無理な場合の最後の手段は債務整理

 

債務整理をする人


家計の収支の見直しや借入先の金融機関に相談をしても、返済が困難という状況が変わらないのなら、債務整理をすることを考えましょう。

債務整理とは、借金の減額または免除を実現することです。

通常は、借金問題を手掛けている弁護士あるいは司法書士に債務整理の処理を依頼します。

家族には内緒で借金問題を解決にしたい場合には、借金返済を遅滞してしまうと債権者から取立ての電話や督促状が送られてきて、家族バレしてしまうことになります。

そのため、できれば返済を遅延する前に債務整理手続きに取り掛かった方が良いです。

債務整理を開始すれば、債権者からの債務者への取り立て行為は一切行われなくなります。

現在は、弁護士、司法書士共に借金相談は初回の30分間、無料としていることが多いです。

ですから、無料相談を実施している法律事務所、または司法書士事務所を利用するようにしましょう。

弁護士または司法書士が行っている借金の無料相談を受ければ、今後の解決の見通しと、債務整理の必要性の有無などを判断してもらうことができます。

もし、時間的に余裕があるのなら、法律事務所・司法書士事務所は1か所だけでなく、複数個所で無料相談を受けた方が良いです。

債務整理を依頼することになった場合には、相談した複数名の弁護士(司法書士)の中で、自分と相性が良くて相互に信頼を築けそうな弁護士(司法書士)に仕事を依頼するようにしましょう。

ちなみに弁護士と司法書士には守秘義務があるので、債務整理の手続きを依頼した場合は、弁護士(司法書士)経由で借金があることが家族にバレることはありません。

借金を整理するための債務整理方法ですが、複数の方法があります。

ここでは、主要な債務整理方法である、任意整理と特定調停、個人再生、自己破産について説明をします。

任意整理

任意整理は、主婦の方がパートなどで収入を得ているのなら最もお勧めをしたい方法です。

裁判所を用いないので、裁判所から主婦の方の自宅に郵便物が送られることが無く、家族バレしにくいです。

また、用意する書類が少なくて済み、手続きも簡単で、裁判所費用が掛かりません。

主婦の代理人として弁護士(司法書士)が、金銭の貸主である債権者と直接、返済負担を軽くする為の交渉を行います。

債務者が債権者に対して払い過ぎた利息金がある場合には、任意整理の手続きの中で過払い金返還請求を行い、借入元本との相殺によって借入元本を減額します。

任意整理で実現可能な借金の減額内容は「過払い金請求による借金の減額」、「将来利息のカット」、「遅延損害金の免除」、「返済期間の延長による月々の返済額の減額」です。

任意整理では、交渉する債権者を選ぶことができます。

そのため、仮に住宅ローンの借主が主婦である妻の場合は、住宅ローンを任意整理の対象から除外することができるので、家を処分することなく借金の整理をすることができます。

なお、任意整理は手続き完了後は、減額後の借金を返済することになります。

ですから、主婦の方は働いていて収入があることが必須となります。

特定調停

特定調停は、簡易裁判所を利用して和解を図る債務整理方法です。

裁判所の調停委員が、債務者と債権者の仲裁を行います。

借金の減額内容は、任意整理とほとんど同じです。

特定調停を利用した場合は、裁判所から主婦の自宅へ郵便物で通知が送られてくるので、借金が夫や家族にバレてしまう可能性があります。

なお、特定調停を行った後も、減額後に借金返済が続くので、主婦の方は何らかの収入を得ている必要があります。

個人再生

個人再生は、最大で借金を1/5に出来る大幅に借金の減額ができる債務整理方法です。

家に調査員がやってくるので、家族に借金をしていることがバレます。

ですから、個人再生を行う場合には、事前に夫や家族に借金をしていることを打ち明けましょう。

「個人再生をすることで、夫や家族に金銭的な迷惑を掛けることなく借金問題を解決できる」という事を十分に説明をすると良いです。

個人再生は、手続き完了後は大幅圧縮した借金を3年間ほど返済することになります。

そのため、主婦の方は収入を得ていることが必須となるので、専業主婦の方は利用することができません。

自己破産

自己破産は、家族バレする可能性が高い債務整理方法ですが、借金をゼロにできるので、無収入の専業主婦にお勧めな方法です。

裁判所に破産申し立てをすることで、自己破産手続きが開始します。

借金をした主婦名義の預貯金や積立金、生命保険、投資信託、その他の動産・不動産などの財産で、20万円以上の価値がある物は没収されます。

なお、主婦以外の夫や家族の財産は処分されませんので、その点は安心してください。

妻が自己破産をする場合でも、夫の銀行預金口座や給与明細を裁判所に提出する必要があります。

また、主婦の方が20万円以上の高額財産を所有している場合は、主婦の財産は破産管財人が管理する「管財事件」として取り扱われ、家に調査員がやってきます。

さらに、主婦が借金をした時に保証人を立てた場合には、その保証人が債権者から取立てを受けることになります。

そのため、保証人の方がお金の借主である主婦の方と話をする為に主婦の家にやってくる可能性があります。

いずれにせよ、自己破産をした場合は、夫や家族に借金があることがバレてしまうのは避けられないと考えた方が良いです。

主婦の方が債務整理をするメリット

債務整理をすることに戸惑う主婦の方もおられると思いますが、債務整理をすることでとても多くのメリットを受けることができます。

具体的には、債務整理をすることで次の利益を得ることができます。

  • 債務整理手続きを任せることができる。
  • 債権者とのやり取りの窓口が弁護士・司法書士になる。
  • 債権者からの支払督促が止まる。
  • 借金返済を一時中断できる。

弁護士あるいは司法書士に債務整理の依頼をすれば、債権者から主婦であるあなたの所に、支払い催促などの直接の連絡は来なくなります。

そのため、債権者からの連絡が原因で、夫や家族などに借金のことがバレてしまうことはありません。

また、「債権者からの直接の連絡が来なくなること」と「借金の返済を債務整理手続きが終わるまで一時停止できること」で、取り立てや借金返済の重圧を受けなくなり、精神的にゆとりを持つことができる様になります。

主婦の方が債務整理をするデメリット

債務整理をすることで沢山のメリットを得ることができますが、その一方でデメリットも存在します。

そのデメリットとは、金融機関のブラックリストに入ってしまうという事です。

より正確に説明をすると、債務整理を行うと個人信用情報機関に金融事故の情報が登録されます。

個人信用情報機関は、銀行などの貸金業者が共通して利用している機関で、銀行などが融資を行う時に申込者の金融情報を確認して、融資可否の判断をする材料として利用されています。

個人信用情報機関に金融事故という情報が記録されている場合は、銀行などの貸金業者に借入の申込みをしても審査で落とされることになります。

債務整理をしたことで信用情報機関に金融事故の情報が登録された場合、登録から約5年から10年で金融事故情報は自動的に消去されます。

つまり、債務整理手続きを行ってから、約5年から10年の間はクレジットカードや銀行カードローンなどを利用することができなくなります。

ただし、主婦の方の場合は、たとえ債務整理をしたとしても夫のクレジットカードの家族カードを持つことができます。

また、主婦の方自身の銀行預金口座から即座に引き落としが行われる、デビットカードを持つことができます。

なお、主婦の方が債務整理をした場合に、貸金業者からお金を借りられなくなるのは主婦だけで、夫を含め他の家族は借金をすることができます。

ですから、家族の方は、クレジットカードを作れますし、自動車ローンや住宅ローンを組むこともできます。

 

債務整理費用の捻出が厳しい場合

 

財布と電卓


主婦の方は一般的に低収入で、専業主婦であれば無収入です。

そのため、債務整理をしたくても費用の支払いが厳しくてできないという方が多いと思います。

ここでは、債務整理費用の捻出が厳しい場合の対応方法について考えています。

  • 借金返済のお金を債務整理費用に充てる。
  • 専業主婦の場合は、へそくりなどを使う。
  • 法テラスの民事法律扶助制度を利用する。
  • できるだけ費用を掛けずに債務整理を行う。

借金返済のお金を債務整理費用に充てる

まず大前提として、債務整理手続きを開始すると手続きを終えるまでの間、今までに債権者に支払っていた借金返済を止めることができます。

つまり、借金返済を止めた分のお金を債務整理の費用に充てることができます。

専業主婦の場合は、へそくりなどを使う

専業主婦で全く無収入の場合は、へそくりを使って債務整理費用の支払いをしましょう。

へそくりを貯めていない方は、自分の親もしくは兄弟姉妹から債務整理費用を借りると良いです。

法テラスの民事法律扶助制度を利用する

法テラスとは、総合法律支援法に基づいて設立された独立行政法人で、日本司法支援センターの略称のことです。

法テラスは、国民が司法制度を利用するのをサポートする目的で設立されました。

法テラスには、民事法律扶助制度という弁護士費用(司法書士費用)の立て替えを行う制度があります。

民事法律扶助制度を利用した場合、弁護士費用(司法書士費用)の支払いは債務整理手続き中は毎月5千円または1万円の支払いで、債務整理が完了した後は3年間で完済できる様な金額で毎月分割払いを行います。

つまり、民事法律扶助制度を利用することで、弁護士費用(司法書士費用)の返済負担を大幅に軽減できるという事です。

ただし、注意点が2つあります。

1つ目の注意点は、裁判所費用の立て替えはできないという事です。

民事法律扶助制度で立て替えができるのは、弁護士費用(司法書士費用)のみです。

そのため、裁判所を利用しない任意整理を行う場合に、民事法律扶助制度を利用できないかを検討すると良いです。

そして2つ目の注意点は、民事法律扶助制度を利用するには、世帯での収入と資産が一定水準以下である必要があり、夫の所得や資産が一定基準以上の場合は利用できないという事です。

できるだけ費用を掛けずに債務整理を行う

借金を抱えた主婦の方に向いている債務整理方法には、「任意整理」と「特定調停」、「自己破産」があります。

ここでは、それぞの債務整理方法を出来るだけ費用を掛けずに実施するコツについて解説をしています。

任意整理
任意整理は、裁判所費用は掛かりませんが法律の専門家である弁護士または司法書士に支払う費用が掛かります。

専門家に任意整理を依頼せずに、主婦が自分だけで債権者と交渉を行うという方法もありますが、任意の交渉なので専門家に依頼をしなかった場合には、債権者から相手にされない可能性があります。

また、主婦だけだと仮に債権者と交渉ができたとしても、有利な条件を引き出すのは難しいです。

ですから、任意整理をする場合は、必ず専門家に依頼する必要があります。

任意整理手続きを行うことができる専門家には、弁護士と司法書士がいます。

一般的に弁護士と司法書士なら、司法書士の方がリーズナブルな料金なので、任意整理手続きを依頼するのなら弁護士より司法書士の方が良いです。

任意整理に関して言えば、弁護士も司法書士も任意整理手続きで出来ることは全く同じで、弁護士に依頼した方が手間が減るといったこともありません。

また、任意整理は多重債務となっている場合は、選んだ一部の債権者とだけ、任意整理の交渉をすることができます。

任意整理をする債権者の数が多いと、それだけ債務整理費用が増えることになるので、借入先が複数ある場合は高額借り入れをしている債権者とだけ交渉をすると良いです。

(参考)任意整理に掛かる費用
弁護士・司法書士費用の項目 掛かる費用
着手金 20,000円~50,000円/1債権者
報酬金 減額報酬:減額できた金額の10%程度
過払金報酬(過払金があって回収できた場合):和解の場合は回収額の20%程度・訴訟の場合は回収額の25%程度

特定調停
特定調停は、弁護士や司法書士を雇う必要がない債務整理方法です。

債権者と債務者の利害調整を行う調停委員は、弁護士資格を持っているからです。

弁護士・司法書士が不要な分、債務整理費用を安く抑えることができます。

(参考)特定調停に掛かる費用
裁判所費用の項目 掛かる費用
郵便切手代 数千円
収入印紙代 500円/1債権者

自己破産
自己破産の方法には、「同時廃止」と「管財事件」の2種類があります。

同時廃止は、破産申立者に20万円を超える財産が無い場合に行う自己破産の方法です。

一方、管財事件は、破産申立者に20万円以上の財産がある場合に行われる自己破産の方法で、破産管財人が破産者の財産管理を行います。

管財事件の場合、破産者は弁護士などの法律の専門家を雇う必要があり、また破産管財人などの人件費がかかるため自己破産費用は高額となります。

同時廃止の場合は、弁護士などの専門家に依頼をせずとも主婦の方だけで自己破産手続きを行うことができます。

自己破産を同時廃止で出来るのなら、自己破産費用は5万円程度で済みます。

5万円程度で全ての借金がなくなることを考えれば、5万円は非常に費用対効果の高いお金と言えます。

だから、同時廃止ができる主婦の方は、5万円の自己破産費用おしさに、自己破産をあきらめるというのは、とてもナンセンスな行動ということを自覚するべきです。

(参考)自己破産に掛かる費用[同時廃止の場合]
裁判所費用の項目 掛かる費用
郵便切手代 3,000~15,000円程度(債権者数で変動)
収入印紙代 1,500円程度
予納金(※1) 10,000円~30,000円程度
官報掲載費用(※2) 10,000円~20,000円程度
※1)予納金とは、前もって裁判所に納める自己破産手続き費用で、手続き完了後に余った場合は返納されます。
※2)官報とは、国が発行している機関紙で公告を目的として発行されています。



 

多額の借金で、主婦一人だけでは解決困難な場合

 

寄り添っている夫婦


多額の借金を作ってしまった場合は、内緒で何とかしようとせずに、夫に借金があることを隠さずに話した方が良いです。

夫から怒鳴られたり、離婚を言い渡されるのが怖いという気持ちもわかりますが、秘密にしていても事態は悪化するだけです。

なかには時給の良い水商売などで働こうかと考える方もいるかもしれませんが、どっちにしろ夫に隠し通すことは不可能です。

多額の借金がある場合は、夫と二人で借金問題の解決策を考える様にした方が良いです。

稼ぎの良い夫なら代わりに借金を支払ってくれるでしょうし、あまりにも高額で夫の給料でも返済不能なら夫婦二人で協力して債務整理をすると良いです。

主婦の方は自分が蒔いた種なので、自分だけで多額の借金をなんとかしようと考えてしまいがちですが、事態は改善しないので、必ず夫に打ち明けて対処方法を相談しましょう。



 
 

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